秋田県大潟村のブラジリアン柔術道場

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ヴァレンティーナ帰国

 1月に初参加してからほぼ全練習に来てくれたヴァレンティーナですが、ついに最後の練習になってしまいました。夫のアンドレアスと練習に来てくれたのですが、思いのほか柔術にはまり、試合のために減量までしてしかも初戦で勝利するという偉業を成し遂げました。インストラクターとしては初めて格闘技未経験者として参加し、一年にわたって熱心に来てくれた生徒であり、また体形が近いことから私のスタイルを使ってくれた生徒でした。

 他のメンバーとも親しく交流してくれたので皆別れを残念に思っていますが、柔術を続けていればどこかでまた出会えるという言うのがこの業界の特徴です。聞けば帰国先でも柔術を続けてくれるとのこと、いつか再戦できることを楽しみにしています。

欲を言えば試合でオープンガードを使って勝つところが見たかった…!

ASJJF SENDAI OPEN結果

 帰国間近のヴァレンティーナが最後に試合をしたいと同大会に申請したものの残念ながら相手が現れず、一人優勝となってしまいました。私も6月に試合してから選挙や稲刈りであまり練習に打ち込めなかったのでどうしようかと迷っていましたが、私の人生のモットーは「迷ったらやる」なので申し込みすることにしました。仙台に行きたい妻の強い意向があったからではありません。
 マスター4ライトでは相手がいないため、マスター3に上がって試合しましたが、結果は両方とも延長戦の末敗北、3位となりました。

 実はシングルXという技術を練習しており、試合で使ってみたのですが、外掛けの反則が思いのほか厳しく、延長戦では反則負けとなってしまいました。試合で使ってみないと分からないものです。それ以上に体力の無さが深刻で、フルパワーでは1試合くらいしか持たないのは何とかしないといけません。ランニング程度では全く足りませんでした。
 東北で大会に出るマスター4紫帯も限られているためか、大分顔見知りが増えてきました。負けはしたものの技術的にうまくいったものやちょっとコツがわかったものもありましたし、決して無駄ではなかったと思います。次は勝てるよう修練したいと思います。

第7回北日本柔術選手権結果

 10/6に盛岡で行われた柔術選手権の結果です。私は稲刈り真っ盛りなので参加はおろかセコンドにも行けません。時期的に真夏を避けたいのはわかりますが農民に優しくない日取りですね…
 フロンティア柔術としてヴァレンティーナが初試合に臨みました。結果は…

 優勝!
 階級別と無差別、ともに同じ相手でしたがそれぞれ6-0、12-2で下しました。相手も動きを見る限り柔道経験者で引き込みをパスする作戦であったと思いますが、相手のパスを耐え忍んでクローズドガードに持ち込み、スイープしたのは見事でした。私だって初勝利を挙げるまで3回ぐらい負けたのに初戦で優勝するとはやはり修練のたまものでしょう。ほぼ週三回きっちり通っていたので大分高度なこともできるようになりました。
 私としても彼女は初めて一から指導した生徒であり、使った技術も私が教えたものだったのでそれらが試合で通用したということを含め、特別うれしいものでした。優勝おめでとうございます!

マイケルが来た!

本道場のスーパーエグゼクティブヘッドインストラクターにして本道場の前身、三種武道会のオーナーであったマイケルが来日、本道場へも指導にいらっしゃいました。なんだか2年前よりデカくなったような・・・
白帯の会員さんもいらっしゃったのでトップからの攻めについてコンセプトを伝授、その後みんなでスパー。

私がゼロから指導した会員は当然私のスタイルに似てしまうため、「サイトウさんのスタイルだな!」と笑ったりしながらみんなと組みあっていました。2年ぶりにマイケルとスパーすると昔の記憶がよみがえります。三種時代は私しか来なくてひたすらスパーしていた時も多かったのですが、今はそのようなことは大分少なくなりました。秋田もちょっとずつ柔術が浸透してきているんだと思います。

ビジネスもまたうまく回っているようですし、また指導に来てくれるのを楽しみにしております。

ASJJF SENDAI OPEN結果

 今年のJBJJFの試合が10月の農繁期とぶつかり、今年の試合参加は無しにしようかと思っていたところ、仙台旅行をしたい妻から発破をかけられ参加することにしました。試合に出れば成功した技や失敗した技、かけられた技が強く印象に残るので決して無駄にはなりません。しかし減量は間に合わないためナチュラルウェイトで参加することにしました。
 しかしマスター5ライト級では対戦相手がおらず、無差別級にて参加することに。無差別級参加者は3人おり、一人は私より軽いライトフェザー級、一人は私より重いヘビー級です。
 重い人相手にガードから攻めるのはリスクが高いように思われたので直前になって石井さんからカラードラッグとシングルレッグタックルを伝授されて試合に臨みました。
 結果としてライトフェザーの方には4-0で負け、ついで一本負け。ヘビー級の方には6-0で勝ち、2位という結果になりました。引き込みに対してカウンターでパスを狙う作戦は向こうの方が上手で不発になりましたが、カラードラッグは奏功してバックをとるところまで行けました。相手が大きいためキープできず、クローズドガードでしのぐ展開になったのは課題となりました。東北での試合がもっと増えるといいなあ。

グラップリング試合

大仙市にあるゴールドコインジムさん主催の試合にフロンティア柔術の三浦さんと船木さんが出場しました。ウチは基本的に柔術のジムで、グラップリング経験があるのは石井さんのみ。忙しい中みっちりとグラップリングの稽古をしていただき、万全の仕上がりで試合に臨みました。結果は・・・

三浦さん勝利!

船木さん勝利!

二人とも相手を圧倒しての勝利でした。MMA経験者相手に、慣れないグラップリングの試合で見事な結果でした。欲を言えばもう少しおっさんの老獪さを見せて欲しかったところです。試合の少ない秋田で、このような機会を設けてくれたゴールドコインジムさんに感謝申し上げます。

これからも週一回程度グラップリング練習をしていきたいと思います。

国際交流

大潟村の国際交流員であるアンドレアスとヴァレンティーナ夫妻が練習に参加してくれました。日本語が堪能なので非常に助かります。アンドレアスは空手の経験があるので格闘技に慣れており、センスのいい動きをします。体格と相まってすぐに強くなりそうな予感。

ヴァレンティーナも長身で体格に恵まれているので、基本的な動きを覚えればメンバーともスパーできそうです。楽しんでくれているのが素晴らしいと思います。

夫婦でスパーしているとアンドレアスが当然強いのですが、女性も対等に戦えるよう指導していきたいと思います。

昇帯式

 ブラジリアン柔術では実力に応じて帯の色が白→青→紫→茶→黒と上がっていきますが、今回涼くんと船木さんに青帯を出すことにしました。涼くんは柔術歴3年で、コンスタントに練習に来ているので徐々に技術が上がってきました。トップからの攻めは十分青帯にふさわしいものだと思います。ガードはまだ自分に合った技を見つけられていないように感じますが、ちゃんと練習しているのでいずれ自分に合った技を身に着けることができると思います。
 船木さんはレスリングの経験を活かし、トップでの攻め、身のこなし、いずれも高レベルです。ガードの身のこなしを覚えれば紫帯も遠くないように感じます。何より研究熱心で幅広い技術を身に着けようとする姿勢が頼もしいです。これからもともに練習し、技術を研鑽していきたいと思います。
 おめでとうございます!

足関強化月間

オーセンティックなブラジリアン柔術ではあんまり足関節技を重視しない傾向があります。ほかにやることが多い上、ルール上足をさばいてパスして抑え込む方が有利であるため、直接足関節をとる戦術は下手をすると邪道なイメージすらあります。かといって足関節技に全く無防備だと一方的に攻められるケースもあるのでこれを機に集中的に足関節技をやることにしました。主に今成さんとジョン・ダナハ―のテクニックを参考に習得していきます。

足関の魅力はパスすることなく一本取ることができることです。自分が不利な局面で一発逆転を狙う技を持つことは自信を持つことにもなりすし、ほかの技が生きることにも繋がります。各自各々の特性に合った技の体系を作り上げてほしいと思います。

フロンティア柔術では初心者大歓迎です。

たまにはノーギクラス

ノーギ経験のある石井さんが参加したので今日はノーギでスパーリングをしました。ほぼ柔術経験しかない私には苦手な新鮮な戦いになります。

つかめる場所がないので主として体さばきと重心移動で相手を制する技術が重要になります。道着ありでは雑にやっていてもなんとかなっていた技がノーギでは精度よくやらないとかからないというのはよくある話です。加えてボトムポジションからのアタックが難しくなるのでトップをとる戦略が有効です。

そんな中、レスリング経験のある船木さんがスタンドの強さをいかんなく発揮し、初めてにも関わらず無双状態に。これはレスリングクラスを用意する算段を立てなければならないと改めて感じました。

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